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高山病
高山病とは?
地球上にある全ての物質には重力がかかっています。空気中の酸素や窒素にも重力がかかっています。それが大気(空気)圧です。大気圧は地上の物質にあらゆる方向から同じようにかかっています。1平方センチメートルあたり、およそ1キログラム重の大気圧がかかっています。海抜0m地点の酸素はその上の空気の層に圧縮されて人間にとって快適な濃度となっています。

高所では気圧が下がり空気が薄く(酸素分圧の減少:単位体積あたりの酸素量が減少する)なります。5500mでの大気圧や酸素分圧は海抜0mの半分です。空気中の酸素の含有率は海抜0m地点と同じ21%ですが胸一杯に空気を吸い込んだ時に摂取される酸素量は減少します。高山病とは、大気中の酸素分圧の低下により、人体に生じる様々な症状の総称(低酸素症)です。日本では、軽い症状で「山酔い」とも呼ばれています。という訳で、ペルー旅行で良く質問されるのが、高山病。
高山病の症状は?
個人差がかなりありますが、症状として頭痛、吐き気、下痢、食欲不振、不眠、思考力低下が挙げられます。

初期段階として風邪のような症状、進行すると元気がなくなって喋らなくなるといったような状況に陥るようです。これは、一種の酸素欠乏症状で、通常はしばらく安静にしていれば回復することも多いようですが、症状の回復がみられない場合や症状が悪化しているような状況下では、最悪、医師の診察を受けることをお勧めします。

しかし、高山病はあくまでも個人差です。皆が皆、高山病に苦しめば、誰もクスコを訪れることは無いでしょう。また、高地に住んでいる人々も、低地に降りれば体調を崩すこともあるので、どちらにしても環境の変化を受け止め、精神的に強くなることも大事です。

高山病の予防法は?
【高地到着後の過度な運動は避ける。】
飛行機で高地到着後から暫くして軽い頭痛などの症状がでるようです。最初は少し、ゆっくり目の行動を心掛けて下さい。
【高地到着翌日はアルコールの摂取を控える。】
飲んでも全然平気な人もいますが、まず様子を見て下さい。また、睡眠薬の服用も控えたほうが良いとの事です。
【十分な水分を取る。】
アルコール以外なら何でも良いとの事ですが、衛生上、水道の生水などは避けて下さい。
【炭水化物を多く摂取する。】
これはすぐにエネルギーになるので良いそうです。あと、飴を舐めるのも良いとの事です。
【首を激しく振ったりすると、高山病の引き金になる。】
高地に来て、いきなり激しく踊りだすような人はいないでしょうが、とにかくそうして下さい。
【酸素吸入】
酸素吸入は必要ですが万能ではありません。あくまでも1)〜6)と同じ補助手段です。酸素を投与するなら早期が望ましく、進行して重症な高山病では下山準備が整うまでの、そして下山中の使用とし、酸素を吸入しているからと危険高度に留まるべきではありません
【心臓疾患または高血圧の人へ】
個人の症状の度合いというのが異なっている分、念の為、訪問前に医師に3000m以上の高地への訪問が大丈夫かどうか相談することも重要。

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