万州(万県)
《万州(万県)》(ばんしゅう) 古来より、物資の集散地として重要な港であった。今でも、港の周りにはさまざま雑多な商品の卸売問屋が軒を連ね港町独特の賑わいがある。以前は万県といったが、重慶市が直轄市となりそれに組み入れられてからは万州となった。 杜甫の詩に、「衆水会培万、瞿塘争一門」とある。あまたの水は培陵、万県に会し、瞿塘の一門を争う。長江は、培陵万県の上流で四川盆地の岷江、沱江、嘉陵江、烏江の流れを集め、争うように、瞿塘峡の狭き一門になだれ込んでゆく。 実際、万県を過ぎると周りの景観は一変する。長江は、水を集め蕩々とした水量を擁する流れとなるが、山勢は次第に差し迫り、奉節を過ぎると前面に巫山の山脈が行く手をふさぐ。奔騰する流れと大三脈。両者の相譲らぬ戦いが三峡の流れとなる。 他の観光地 |